「今日はどの色のアイシャドウを主役にしようかな」ではなくて「今日はどの光に目元を彩ってもらおうかな」という贅沢な選択肢を与えてくれるアイシャドウパレットに、出会いました。
ニューヨーク生まれのラグジュアリーナチュラルコスメブランド Chantecaille(シャンテカイユ)のポーラーアイスアイパレットは、まさに9種の光を閉じ込めたパレット。これまでに出会ったことのない光を、自由に操ってみませんか?
Chantecailleとは?
Chantecailleは、フランス生まれのSylvia Chantecailleによって1997年に立ち上げられた、ラグジュアリーナチュラルコスメブランド 。以来、バイオ技術、中国医学、アロマセラピーなどの技術を取り入れながら、出来る限りナチュラル且つ変化を感じられる商品づくりを続けています。
人工香料や着色料、フタル酸類、サルフェート、石油化学成分も一切不使用。動物実験を行わないどころか、商品作りにインスピレーションを与えてくれる動物たちにリスペクトを表し、定期的に絶滅等の危機に直面している動物たちをモチーフとした限定商品を発売し、その収益の一部を動物を救うために活動を続ける団体に寄付するなどといった活動も行っています。
ポーラーアイスアイパレット
昨年、限定品として登場したのが、ポーラーアイスアイパレット。
北極の風景と空模様にインスパイアされたパレットは、白地にオーロラ色のストーンが散りばめられたデザイン。
光の加減でピンクにも、ブルーにも輝くストーンがとてもきれいで、うっとり見入ってしまいます。
9色入りのパレットですが、デザインの構造上ちょっとだけ厚みがあります。
中身はこんな感じ。ホログラフィック、メタリック、ラメと3種の質感のアイシャドウが9色セットになっています。マットカラーは入っていません。
すべてパウダー状のアイシャドウなのですが、指で触れるとふわっと指が沈むような感触。まるでクリームシャドウのように柔らかで、お肌に吸い付くように馴染むのが素晴らしい。
スウォッチしてみると、それぞれの持ち味がよく分かります。色味によって「色」が全面に出ていたり「光」しか見えなかったり。写真ではどうしてもキャッチできない、光によって表情が変わる絶妙な色味ばかりで、写真と言葉で良さを伝えるわたしの役割を放棄しているように聞こえるかもしれないのですが、こればかりは肉眼で見てはじめて「これが例の光なのか!」と思っていただけると思うのです。
カラーによって質感、ラメの大きさや色味も大きく異なるので、1色として似た色はありません。どれも個性的で、独創的。だから、手持ちのアイシャドウと組み合わせて、アイシャドウトッパーのような形で使うのも大いに「アリ」です。
むしろ、このアイシャドウで光の煌きをプラスすることで、いつものアイメイクが間違いなくアップグレードして「そのアイシャドウ、どこに?」と聞かれる頻度が高くなるんです。
今回はせっかくなので、このアイシャドウだけで3つのメイクを仕上げてみました。
LOOK1:光で遊ぶ ニュートラルメイク
まずは、色味を抑えつつも「光で遊ぶ」ニュートラルメイク。
1. 右上のベージュオレンジをまぶた全体にのせます 2. 左下のローズブラウンを目尻側 2/3に重ねます 3. 左上のシャンパンカラーをトッパーのようにまぶた全体に馴染ませます 4. 左下のローズブラウンで下まぶたをなぞるようにラインを引きます
写真ではなかなか伝わりづらいのですが、絶妙なニュアンスカラーが洗練された目元に仕上げてくれるだけでなく、左上のシャンパンカラーが光をキャッチして華やかな印象に。オフィスメイクに仕上げるときは、トッパーを省いても。
LOOK2:ひんやり アイスブルーメイク
一見難しそうなブルーも、Chantecailleの手にかかれば光を自由に操るアイシーな質感に。
1. 中段真ん中のシルバーをまぶた全体にのせます 2. 中断左のブルーを目尻側 2/3に重ねます 3. まぶたの中央のみに中断右のホログラムカラーを重ねて立体感をプラス 4. 下まぶたには1のシルバーと3のホワイトを混ぜて馴染ませ、透明感を与えて
このまま仕上げても可愛いのですが、この日は手持ちのブルーのアイライナーをプラスしてみました。中断左のブルーは大きなラメ入りなので、ブラシで重ねるのが難しい場合は指やスポンジチップなどを使っても◎。
LOOK3:幻想的なラベンダーメイク
淡い色味ではあるけれど、実際に目元に付けると一気に華やかになるラベンダーカラー。透明感があるので、トゥーマッチな印象にならないのがさすが。
1. 右下のラベンダーカラーをまぶた全体にのせます 2. 下段真ん中の青味ピンクを目尻側 2/3に重ねます 3. 1、2で使った2色を混ぜて下まぶたにのせます 4. まぶたの中央に中断右のホログラムカラーを重ねて立体感をプラス 5. 下まぶたの目尻側 半分ほどに中段左のブルーをポンポンと叩き込むようにのせます
実際に見ると、華やかなラベンダーカラーとオーロラのような輝きが相まって、パーティメイクにもなりそうなインパクト大のメイクに仕上がりました。
カラーによってはブラシで馴染ませると若干ラメが飛ぶので、気になる場合はブラシを軽く湿らせて使っても◎。もしくは、セロハンテープをメイクブラシに巻き付けて「即席コロコロ」でラメを取り除くのもおすすめです。
我が家では「光のパレット」と呼んでいる、このパレット。「今日はオーロラの光にしようかな」「それとも、シャンパンカラーの大人な光にしようかな」と、色だけでなく光を選択するという楽しみが増えました。
これまでに使ったどれとも異なる、とてもユニークなアイシャドウパレット。手持ちのアイシャドウと組み合わせることで、可能性を無限に引き出せるから、アイシャドウに飽き気味のあなたにこそ、使ってほしいパレットです。
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