イギリス人ヘアスタイリストのAnthony Mascoloによって立ち上げられたヘアケアブランド「TIGI」。もともとTony&GuyのヘアスタイリストだったAnthonyと、同じくヘアスタイリストとして活躍していた兄弟たちによって生み出されたブランドですが、2002年にTony&Guyグループから独立した際に、クリエイティブディレクターとして就任したのが、後にフォトグラファーとなるAnthonyでした。Anthonyは三度も「British Hairdresser of the Year」を受賞しており、2016年には妻であるPat Mascoloと共にオンラインマガジン「infringe」を創刊しています。
TIGIの4つのブランド

そんな彼のヘアスタイリスト、そしてフォトグラファーとしての経験とアイデアが凝縮されたTIGIには、4つの異なるブランドがあります。
最もモダンで、最先端のトレンドを取り入れたCatwalk by TIGI、エッジーで遊びゴコロのある商品が人気なBed Head by TIGIとそのメンズライン Bed Head for Men by TIGI、ダイヤモンドやパールといった成分を配合しグラマラスなヘアへと導いてくれる S-Factor by TIGI。どれもターゲット層のニーズに応える、革新的なブランドばかりです。
Bed Head by TIGI
中でも「こんな商品には日本ではなかなか出会えないな」と思わされるのが、Bed Head by TIGIの商品。カラーヘア、ダメージヘア、ドライヘア、くせ毛など、細かく分かれたヘアタイプから自分の髪をより理想に近づけるアイテムをチョイス。「なりたい髪」に仕上げるため、スタイリング剤が豊富なのも特徴です。
Fully Loaded Volumizing Conditioning Jelly

こちらは細くてボリュームのない髪をふんわりと立ち上げてくれるコンディショナー。残念ながらシャンプーとセットで使ったことはないのですが、単体でもその素晴らしさを実感することができます。
細かいファイバーが髪に浸透し、髪にボリュームを与えてくれるという革新的なコンディショナーは、気を抜くと指の間からするすると溢れてしまうほど、やわらかなテクスチャ。髪全体にたっぷり塗布したら、グレープ味のガムのような甘い香りに癒やされながら3〜5分浸透させて。

洗い流したあとの髪は「コンディショナー付けたよね?」と確認してしまいたくなるほど軽やか。でもドライヤーで乾かすと、髪がふんわりと立ち上がるだけでなく、毛先まで柔らかくつるんと艷やかに仕上がるから不思議。髪が濡れているときは物足りなさすら感じるほど軽い質感なのに、乾くと毛先までしっかりコーティングされているのを実感できるのです。
わたしはとても髪が細いので、一般的な「しっとりタイプ」のコンディショナーを使うと根本がぺたんこになってしまうのですが、「ふんわりタイプ」を使うと毛先がパサついたり…と、根本の立ち上がりと毛先の潤いを両立させてくれるコンディショナーはないものか?と悩んでいたのですが、これがあっさり解決してくれました。今日はダウンスタイルがいいな、なんていう日は、このコンディショナーが大活躍です。
Big Head Volume Boosting Foam

もっとボリュームが欲しい!というときには、Big Head Volume Boosting Foamでスタイリングを。泡で出てくるミティアムホールドのブースターで、髪に潤いを与えながらボリュームを与えてくれるというものです。コンディショナーと同じくファイバーが配合されていて、それが髪にボリューム感が出るヒミツのよう。

濡れた髪に2〜3プッシュ塗布してから、いつものようにスタイリングするだけ!使い始めた当初は根本に付けるブースターだと思っていたのですが、根本に付けすぎると髪がベタベタになってしまうので、要注意。手のひらにしっかり馴染ませてから、髪の内側から軽く付けていくのがおすすめです。根本は、指先に残った分を軽く付ければOK。それだけでも、しっかりボリューム感が出ますよ。
Bed Head で理想の髪に近づく

先ほども触れた通り、Bed Headにはたくさんの種類のデイリーケア商品、スタイリング剤が揃っています。カラーヘアを長持ちさせたいなら「Colour Goddess」、潤いレベルによって選べる「Urban Antidotes」シリーズ、皮脂や汗をスッキリ落としながら紫外線から髪を守る「Totally Beachin! 」などなど、ユニークな商品ばかりで、フルコンプしてしまいたくなるほど!