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コスメレビュー

The Ordinaryの姉妹ブランド NIODでワンランク上のスキンケアを叶える!

The Ordinaryの姉妹ブランド NIODでワンランク上のスキンケアを叶える!
Nicole
作成者4 年 前
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未上陸にも関わらず、日本においてもSNSを中心にじわじわと人気が高まっているカナダ発のスキンケアブランド The Ordinary。お手頃価格なのに実力派!と大評判ですが、姉妹ブランドがあるのをご存知ですか?

The OrdinaryはDECIEM The Abnormal Beauty Companyという会社が持つブランドのひとつ。DECIEMには5つのブランドがあり、それぞれに特徴があるのですが、今日ご紹介するNIODはThe Ordinaryの「お姉さんブランド」のような位置づけ。スキンケアに詳しい消費者をも満足させてくれるような、ちょっとマニアックなブランドです。

NIODってどんなブランド?

NIODはThe Ordinaryが誕生する1年前、2015年に生まれたスキンケアブランド。The Ordinaryと比べて少しだけ価格帯が高めのものが多いのですが、それはより複雑でハイレベルなスキンケア商品を提案しているから。

シンプルな成分構成の商品が多く分かりやすいThe Ordinaryに対して、NIODはどちらかと言うと一見名前からは内容がよく分からないものが多いのですが、それは複数の成分を配合することで個々の肌悩みにより具体的に寄り添うような商品に仕上がっているからなんです。

今日はNIODの人気商品を3つ、ご紹介します。

MULTI-MOLECULAR HYALURONIC COMPLEX

15種類のヒアルロン酸関連成分を組み合わせた、アルコールフリー美容液。

一般的に「ヒアルロン酸配合」と言うと、ヒアルロン酸から抽出されるナトリウム塩である「ヒアルロン酸ナトリウム」を配合していることも多いそうですが、NIODのMulti-Molecular Hyaluronic Complexにはこのヒアルロン酸ナトリウムだけでなく、1%の純粋なヒアルロン酸が配合されている、というのが特徴です。

その他にも海洋ヒアルロン酸複合体、きのこ由来のヒアルロン酸複合体、イナゴマメ由来のヒアルロン酸複合体、超低分子ヒアルロン酸複合体…と、聞いたことのないようなたくさんのヒアルロン酸が配合されている、ヒアルロン酸好きさんにはたまらない美容液。

また、ヒアルロン酸をサポートするために、 クラリセージフラボノイド、 フェニルエタノイド配糖体、数種の真皮アミノ酸といった成分も配合。

この組み合わせが保水バリアとして機能し、ヒアルロン酸が本領発揮できるようサポートしてくれているんだそう。

複数のヒアルロン酸をバランスよく補給することで、お肌に潤いを与えるだけでなく、お肌の持つ保水力を底上げし、コラーゲンの生成をサポートすることで、ハリのあるお肌に導いてくれるのだそう。

ほんのりとろみのある美容液ですが、ベタベタ感は強くありません。テクスチャに反して、案外さらっと馴染むな…という印象。

わたしは洗顔後のお肌、もしくは化粧水を馴染ませたあとに、数滴をゆっくりハンドプレスしながら馴染ませていますが、朝晩使うことで、少しずつお肌が乾燥しづらくなるのを実感しています。

NIODフォトグラフィーフルイッド、カラーレス、オパシティ12%

これはすごく面白い商品!スキンケアとメイクアップの中間のような商品で、ファンデーションの下地として、もしくは代わりに使うものなのですが、一言で表すならば「塗るレフ板」。

光を屈折させることでお肌のくすみを飛ばし、毛穴を目立たなくしてくれるので、お肌がきれいに見える!というアイテムです。しかも「カメラレンズを通して見たとき」によりきれいに見えるとか。

最初に手に取ったとき、テンションが上りすぎて「えーっ!」って声が出てしまったんですが、見てください、この真珠のような色味!

ほんのり黄味を帯びたパールが、お肌の赤みを抑え、ライトを当てたようにくすみを飛ばしてくれるんですって。

配合されている「バイオシリカ フォトフィニッシュ プリズム」には、複数のグレードの超微細な粒子が含まれていて、数千の方向に光を屈折させることで、お肌の色を均一に見せてくれるのだそう。また、日中を通してお肌に潤いを与えてくれるので、乾燥しがちなお肌にも◎。

「顔全体に馴染ませても浮かないかな?」「パール入りだから、逆に毛穴が目立つのでは?」とそわそわしながら付けてみたのですが、そんな心配は無用でした。

この写真でも分かるように、テラテラとしたわざとらしい光り方ではなくて、光のフィルターをまとったような、上品な仕上がり。ほんのりお肌が明るく見えるものの、ファンデーションのトーン選びに影響するほどではないのでご安心を。

単体でも使えるのですが、わたしはファンデーションの下地として使っています。頬骨や鼻筋などに乗せてハイライターとして使っても良いけれど、せっかくだから顔全体に使ってみてください。日中、ふと鏡を見たときに「あれ、なんか今日お肌きれいじゃない?」って思わせてくれるはず。

NIOD 水和ワクチン フェイスクリーム

これもまた「Hydration(潤い)Vaccine(ワクチン)」という名前のインパクトが印象的だった商品。

お肌にはアミノ酸とミネラルで構成されている天然保湿因子NMFが存在しますが、この商品はそのNMFの減少を防いでくれるのだそう。

NMFは角質細胞内にある水に溶け込んで、水分保持をしている成分なのですが、これは年齢とともに減少してしまうもの。そして、NMFが減少すると、お肌はうまく水分を保持できなくなり、肌荒れやカサつきの原因となるのです。

油分を補給してお肌を一時的に潤す、という一般的なアプローチとは違って、 お肌のバリア機能そのものをサポートし、水分保持力を底上げしてくれるというHydration Vaccine。

ベタつかずにお肌を潤いで満たすマンゴーバター、水分が失われるのを防いでくれる藻類、水分保持力をサポートする菌類なども配合されているのだそう。

スキンケアのカテゴリではなかなか見かけない形状のアポセカリー風ボトルを開けると、とろみのある美容液が。少しだけ取り出しづらいのですが、トントンとボトルを傾けて、手の甲に適量取り出すのが最適かな。

なんだか美味しそうな見た目!

使うタイミングとしては「美容液のあと、油分を含んだモイスチャライザーや日焼け止めの前」です。シリコンが配合されていて、馴染ませた瞬間、さらっさらに!

さらさらになる美容液なんてはじめてだったので、最初は「これで本当に水分保持力がアップするの??」と半信半疑だったのですが、使い続けていると、これがないと物足りなさを感じるほど、存在感が抜群!

朝晩使うことで、一日を通してお肌のバリア機能や保水力をサポートしてくれる頼りがいのあるアイテムです。

NIODには他にも、目もとのクマやむくみをケアしてくれるFractionated Eye Contour Concentrateや、どんな肌質にも使えるクレンジングバーム サンスクリット サポニンズ クレンザー、お肌のくすみをオフするフェイスマスク フラバノン マッドマスクなど、ユニークなアイテムがずらり。

専門的な商品説明が多いので、最初はちょっとハードルが高く感じるかもしれないけれど、どれもスキンケアルーティンに組み込みたいものばかり。NIODデビューしてみたい方は、是非今日ご紹介した商品からトライしてみて。

NIODの商品一覧はこちらから。

 

Nicole
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海外コスメに目がないビューティブロガー。国内外のコスメレビューを中心としたブログ(日本語) Beau Tea Time、日本のコスメやトレンドを紹介するブログ(英語)Beau Tea Time in Tokyoを運営しながら、LBRmybestなどにビューティライターとして寄稿も行う。2017年からは、ビューティを専門としたアマチュアフォトグラファーとしても活動。 Instagram @nicintokyo Twitter @nicintokyo
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